2012年8月19日日曜日

ブリストル ブレニム(イギリス空軍爆撃機)

情報元:Wikipedia(ブリストル ブレニム)

ブリストル ブレニム(Bristol Blenheim)は、第二次世界大戦初期のイギリス空軍で使用されたブリストル社製双発軽爆撃機である。

ブレニムの原型機は高速旅客機として開発されたブリストル142で、1935年に初飛行した。この機体は、全金属製、単葉、引込脚という近代的な構造の上、当時のイギリスのどの戦闘機よりも高速であった。イギリス空軍は、ブリストル142をベースにした爆撃機の開発をブリストル社に指示し、試作機無しにブレニム Mk. Iとして採用した。最初の量産機が部隊に配備されたのは、1936年末である。
第二次世界大戦開戦時には、イギリス空軍の主力軽爆撃機として、主に地中海、アフリカ方面に配備されていた。大戦時には戦闘機に対する速度的な優位さはなく、また防御武装が貧弱であったため損害が増大したが、軽快な運動性を生かして後継機であるダグラス ボストンやデ・ハビランド モスキートが配備されるまで、各戦線で活躍した。また、爆撃機としてだけでなく重戦闘機、夜間戦闘機、偵察哨戒機としても使用された。
生産機数は約5500機で、この中にはカナダでライセンス生産されたボーリングブローク Mk. I(Bolingbroke)676機も含まれている。また、フィンランド、ユーゴスラビア、トルコ等にも輸出された。

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