2012年8月2日木曜日

MiG-35(ロシア空軍戦闘機)

情報元:Wikipedia(MiG-35)

MiG-35 (ミグ35;ロシア語:МиГ-35ミーク・トリーッツァチ・ピャーチ) は、ロシアのRSK「MiG」によって開発された、マルチロール機である。北大西洋条約機構 (NATO)の使用するNATOコードネームはファルクラムF (Fulcrum-F) 。非公式名称であるがスーパーファルクラム (Super Fulcrum) の愛称が用いられることもある。

原型はMiG-29で、エンジンとアビオニクスの近代化、主翼の拡大などの改良がされた。また、単座型のほか、複座型のMiG-35Dも開発されている。 ロシアでは当機を第4++世代ジェット戦闘機に定義しており、老朽化の進むMiG-29を置き換え、また将来的にはPAK FAやSu-27を補佐する事になる。AESAレーダーを搭載する他、オプションとして推力偏向ノズルの採用も可能。その為、機動力では世界トップクラスを誇る。また、アメリカ合衆国のF-22等のように、エンジンのアフターバーナーなしでの超音速巡航「スーパークルーズ」も可能であるとされる。 対空戦闘能力、対地攻撃能力の両方の能力を保持する、いわゆるマルチロール機である。空母艦載機として同系機のMiG-29K «9.41»を採用しており、多数の老朽化したMiG-21の代替機を要求しているインドなどの国に対して、代替機として提案が行われている。 なお、最初に製造された機体は旧来機MiG-29の改修機であるMiG-29OVTで、主翼の寸法が従来の小型のもののままである。MiG-29OVTは2005年以降、ヨーロッパなどの航空ショーなどに多数出品されている。