2012年8月10日金曜日

F-16 ファイティング・ファルコン(アメリカ空軍戦闘機)

情報元:Wikipedia(F-16 ファイティング・ファルコン)

F-16はアメリカ合衆国のジェネラル・ダイナミクス社が開発した第4世代ジェット戦闘機である。愛称はファイティング・ファルコン(Fighting Falcon)。 ジェネラル・ダイナミクス社軍用機部門のロッキード社への売却と、ロッキードのマーティン・マリエッタ併合によるロッキード・マーティンへの改称により、現在はロッキード・マーティン社の製品となっている。

バージニア州フォールズチャーチに本社を置くジェネラル・ダイナミクス社が開発した軽量戦闘機。当初は昼間軽量戦闘機として開発されたが、後に全天候対空/対地攻撃能力を付与された。正式な初飛行は1974年2月2日。胴体と翼を一体で成形するブレンデッドウィングボディの採用、フライ・バイ・ワイヤを搭載するなど、当時の革新的技術を取り入れている。その後も段階的な改良が続けられたことにより、登場から30年以上経った現在においても最新鋭戦闘機に遅れを取らない能力を維持し続けている。
アメリカ空軍では高価なF-15と安価な本機での「ハイ・ロー・ミックス」運用が行われており、保有作戦機の過半数を占めている。
4,500機以上製造され、世界20ヵ国以上の空軍が採用した実績からベストセラー戦闘機と評されており、アメリカ製のジェット戦闘機としては約9,000機のF-86、約5,700機のP-80、約5,000機のF-4に次ぐ第4位の生産数を誇る。現在も採用する国が増え続けているため、輸出向けの生産は現在でも続いており、2012年4月3日にはモロッコ空軍向けのF-16C Block 52アドバンスドが4,500機目の納入機として完成した。また、本機をベースとした戦闘機や練習機が複数開発されている(後述)。
後継機としてF-35を開発中で、アメリカ空軍では2020年代までの運用を予定している。2012年現在では、1020機を保有している。

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