情報元:Wikipedia(YB-35)
YB-35(Northrop YB-35) は、アメリカの航空機メーカーであるノースロップ社が、第二次世界大戦の最中にアメリカ陸軍航空隊のために開発した無尾翼レシプロエンジン重爆撃機の試作機である。この爆撃機は尾翼がなく胴体そのものが主翼という全翼機であり、実際に飛行出来る大型の航空機に全翼機の設計が採用された世界最初の機体であった。愛称はフライング・ウィング(FLYING WING)。
また同様な形状で推進機関をジェット化したYB-49という発展型も製作された。いずれの機体も次期戦略爆撃機として、より一般的な形態のコンベア B-36が採用・実戦配備されたため量産されることはなかった。そのため、B-35開発計画を含む全翼機が実用化することはなかった。ただし、レーダーに捕捉されにくいという機体設計概念自体は後にステルス機として知られるB-2 スピリット開発の際に活用された。
情報元:Wikipedia(YB-49)
YB-49は、アメリカの航空機メーカーであるノースロップ社が、第二次世界大戦終結直後にアメリカ空軍のために開発した全翼重爆撃機の試作機である。2機が製作されたYB-49は、同様な形状でレシプロエンジン推進のYB-35の発展型であり、同機をジェット化したものであったが、実戦配備されることはなく、より一般的な形態のコンベア B-36が採用された。しかしながら、レーダーに捕捉されにくいという機体設計概念自体は、ステルス機として知られるB-2 スピリット開発の際に活用された。